NICE

◆NICEとは?

日本を中心に国内・海外の各種ワークキャンプを主催するNGO/NPO法人です。 
国連・CCIVSに加盟し(現財務長)、世界で1・2を争うネットワークを持っています。 
日本全国・世界各地の人々とともに、多様な生態系・文化・個性が生き生きと 
友好共存する地球社会を開拓しています。  
http://www.nice1.gr.jp/about/

◆ワークキャンプとは?

世界中から集まった仲間と寝食を共にしながら、地域の人たちと行うボランティア活動です。
環境保護、福祉、農業、村おこしなど、それぞれの地域の特色あるプロジェクトに取り組みます。 
昼はボランティアワークに汗を流し、食事はみんなで自炊、夜は世代や国境を越えて語り合う時間も。 
人や社会とのつながり、人間的成長を叶えるワークキャンプは、今、世界的な広がりを見せています。 


◇特徴その1:「国際

ケニア



◆多国籍なメンバー
 ボランティアは世界から集まります! フランス、ドイツ、ロシア、韓国、メキシコなどなど、国際色豊か。

◆公用語は英語
 いろんな国から参加者が集まるので、日常会話は英語の場合が多いです。

 とはいえ、参加時に資格は問わないので、語学力がなくてないけない、というわけではありません。 
 話せなくても、みずから積極的にジェスチャーなどを交えて
 コミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切です。

◆現地集合、現地解散
 自由度満点!自分で格安航空券を手配できたり、事前事後に旅行を組み込むこともできます。

◇特徴その2:「ワーク」

【貧】だけど【困】ではない!!!!

地域の必要なことをするため、ワークの分野はさまざまです。


森の手入れ、動植物の保護、有機農業の応援、
子ども・お年寄り・障がい者・難民等のお手伝い、
遺跡発掘や城・寺の修復、学校やトイレの建設、
アートづくり、村祭りの運営など、
地域や時代の特色を活かしたユニ-クな活動が沢山あります。


◇特徴その3:「キャンプ」

伊方7

◆共同生活、合宿型。 
 一つ屋根の下、世界各国からあつまったメンバーと寝食をともにします。(10人前後。)


◆宿泊はシンプル 
 住民と同じ目線で生活をするため、宿泊はとてもシンプルです。 
 学校、空き家、公民館などに寝袋で泊まることが多いです

◆自炊、交代制 


 各国料理が食べられるかも!?

◆いつやるの?(ワークキャンプの期間・開催時期)

夏休みや春休み、GWを使って参加する方がほどんどです!
◆ 長さは数日間~1年間まで色々ありますが、最も多いのは2~3週間のものです。
◆ ヨーロッパや北米は夏に多く開催され、 アジア・アフリカ・中南米では年間を通じて開催されています。
◆ 最近では、10日以内の参加しやすいワークキャンプも増えています。 


◆いくら必要なの?(参加にかかる費用)

海外ボランティア登録費:39,000円~ 
国内ボランティア登録費:29,000円~ 
参加費用詳細 

◆ 渡航費は自由に手配できます。(格安航空券で節約旅も!)
◆ 受け入れ側が、宿泊・食事を無料で提供します。
◆ 「物価の安い国」では、現地団体のサポートのため、追加で現地登録費を支払うことがあります。 

世界のニーズは約100カ国、3000ヵ所から。
あなたに合った活動が見つかるはず!



◆説明会も東京・大阪を中心に随時開催中!

最新日程はこちらでチェック!>>http://www.nice1.gr.jp/explain/






ミャンマーを訪れたのは今回が初めて。

東南アジアはあちこち行ったことがあるし、ミャンマーに行く機会がなかった訳でもないけれど、
ニュースで見るミャンマー=ビルマ=軍事政権のイメージが強くて、ビビって中々行く気にはならなかった。
私の周りでミャンマーを旅行した事のある人のほとんどが、このミステリアスな国のとりこになっているのを気味悪いと思っていた。
なぜ世界遺産のようなものもないのに人々はミャンマーのとりこになってしまうのか。
否、百聞は一見にしかず。私は、ワークキャンプ中、今までミャンマーに目を向けて来なかった自分を何度も後悔した。つまり、私もこの国に惚れてしまったのだ。



ミャンマーと一口に言っても、私が今回訪れたのはヤンゴンとシャン州の田舎の村の実。
東南アジア第2の国土面積を持ち、多くの少数民族、更には政治的・経済的問題を抱えるこの国の全てを理解した訳では決してない。
しかし、開催地のPhaya Taungという村に限定して言うならば、彼らのホスピタリティー、純粋に相手を思いやる心は、日本のみならず、東南アジアの近隣国でも失われつつあるものであるように感じた。
例えば、自分たちは簡素なメニューにも関わらず、3食とも豪華なご飯を用意してくれたり、山盛りのマンゴーをくれたり…この無償の優しさに人々は魅了されるのだ。



 一元的でしかなかった私のミャンマーのイメージを、今回のワークキャンプでの経験は見事に打ち破ってくれた。
この多面的で、課題もあれば数知れない魅力も持つミャンマーを、これからもフォローしていこうと思う。
最後にポンポンジーの言葉「良い事をしていれば、良い事はやってくる。悪いことをしていれば、悪い事がやってくる。」そんな当たり前の事を思い出させてくれた。


Information (※投稿日現在。変更になる可能性もあります)
ワークキャンプ名
Payartaung 
開催場所
ミャンマー Payataung 
期間
春・夏2回開催 
分野
農業/教育 
参加者
10人 
背景
Charity-Oriented Myanmar (COM)と、12年秋の同国初開催から、3年連続9回目(この地では5回目)。
COMは2007年設立、若者主体で地域開発を行うNGO。国の発展のために語学やパソコン技能等の訓練をあらゆる世代を対象に行う。健康、教育、福祉活動も行う。
NICEは他のアジアでも行ったように、2年間共催してノウハウや協力網を共有して、14年からめでたく自立!ミャンマーは民主化・開放が進む中、政治・経済面だけでなく、NGO・ボランティアでもつながりを強めたい。
今回は400名超の子ども(主に低所得層。中・高生が多い。孤児も数名)を1982年から集めて学校での教育や宿泊・食事を提供する、寺院で開催。寺は日本や欧州の財団、1989年から地域で様々な村落開発に取り組むNGO・Pa Oah National organizationとも協力。 
仕事
寺院の様々な活動を手伝う。
農作業や建設作業、様々な教育活動(放課後に英語やパソコン、音楽、スポーツを教える)や子どもとの遊び、芸の披露をすることも。
近くの温泉を住民が楽しめるよう、整備する可能性も。 
場所
シャン州南部の素朴で自然が囲む湖畔の村。ヤンゴンからバスで11時間、更に湖と川をボートで4時間。国民の大部分は仏教徒で、寺院が社会活動を担うことも多い。高地にあるため、ヤンゴンよりは涼しい。4-5月は暑気。
宿泊
寺院の建物(ボランティア用に男女別の棟を提供)。交代で自炊、寝袋必要。簡素な生活を楽しむ!

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12月頭からの3週間は孤児院Urpiでボランティア。
ここでの3週間はほんとに濃かった!

いろいろすさまじかったです。
一部仲間割れが起こり、クリスマスが大変なことになり(一生わすれませんw)
毎日話し合い、というか口論。

などなど、毎日おくちあんぐりでした。
ほんと面白かった。

それでもなんてったって子供が可愛くって。
毎日全力な彼らに、自分も全力で応えなきゃ!!って思えました。


ミーティング中
イヴには孤児院でもパーティーをしました。
子供たち、スポンサーからのプレゼントを受け取って大喜び。
他の子が何をもらったか気になってしょうがない様子。
みんなにこにこにこにこ。

ひとりひとりに、クリスマスプレゼント


なんでこんなにいい子たちに、パパもママもいないんだろう。
無邪気に喜ぶ子供たちを見ながらちょっと涙ぐんだクリスマス。
そして彼らの笑顔のためなら、なんだってできちゃいそうな気がしました。

教育、しかも孤児院なので精神的な教育、っていう
結果が目に見えにい分野でやきもきしたこともあったし
自分らが来てる意味ってあるのかな、って思ったこともあったけれど
子どもたちが一番必要としてるのって他でもない愛情で、それはそれはもうすごくシンプルなものだって気付いて
全力で愛情をそそいでみよう!と思えたのでした。
そしたらすっごく彼らが可愛くっていとおしくってしょうがなくなったのでした。
(Urpiで面倒を見ている方は、親代わりというより先生なのです。子供たちも「先生」と呼んでいます)



無償の愛ってこういうことをいうんだろうなーって、少―しだけ分かった気がします。
彼らに対してでさえこうだったのに
わが子をもつと私どうなるんだろう、と思ったり。
そしてお父さんやお母さんはこんな気持ちで私を育ててくれたのかな?と思ったり。

そしてお別れの日に号泣する私。

メンバー間はいろいろ強烈でしたが(もちろん楽しいこともたくさんあったよ!)
孤児院にいくとぜんぶ洗い流されるような感覚。
子供のパワーすごい。

そんなこんなであっという間だった3週間。
ありがとうUrpi!
彼らに大きな幸せが訪れますように。



Information (※投稿日現在。変更になる可能性もあります)
ワークキャンプ名
Urpi
開催場所
ペルー アヤクチョ
期間
12月
分野
子ども・教育
参加者
8人
背景
URPI 養護施設には両親の死や、家庭内暴力、両親の薬物・アルコール中毒、投獄された等の理由で、5-17才の48人の少年が在籍。
活動の目的は、将来子ども達が自活できるよう、建築や手工、手芸、料理等の実用的な技術を与えること。参加者は教師や長期ボランティアのサポートを行い、子ども達のケアとしつけを担当。 
仕事
2組に分かれ、半分は午前に学校へ、残りの半分は午後に学校へ行く。英語、園芸等のコースに参加。個人やグループの能力や興味、子どものニーズに合わせて調整。
場所
ペルー、アヤクチョ市
宿泊
施設近くのボランティア用の家。同敷地内にコーディネーターが住む。
孤児院のあるアヤクチョ市中心部から徒歩20分。寝袋必要


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売春街として有名となったタガルジョ。
そこで暮らす子ども達の心のケアをするというワーク。



わたしにどんな事ができるだろうと不安だった。しかしその不安はすぐに消え去った。
子ども達は屈託のない笑顔で迎えてくれた。
どこにいてもやっぱり子どもは子どもだった。
どこに行くにも後ろを着いてきて可愛かった。
子ども達に愛をあげるつもりでいったのに、逆に可愛い笑顔をもらって癒されてしまった。



 そんな子どもたちに遊びを提供した。
安全に遊べるシェルターとしての場所を作り、習慣化されてないはみがきの練習や折り紙などを教えた。
日本でも流行っていたマルマルモリモリダンスが一番人気で、一生懸命踊りを覚えていた。

 このワークキャンプで一期一会の大切さを実感した。
出会いがあれば、別れもある。
見ず知らずの人達が集まって2週間共同生活をすると、絆も深くなり別れがつらかった。
この瞬間を共に過ごした事がかけがいのない思い出となった。
だから、最後は笑顔で「Sampia Jumpa lagi(また会おうね)」と言い合った。

大学生N.Mさん

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Information (※投稿日現在。変更になる可能性もあります)

キャンプ名
Tegal Rejo
開催場所
インドネシア Semarang
期間
春・夏の2回開催
分野
福祉・教育
参加者
日本8人・現地5
背景
IIWC (Indonesia International Work Camp)と共催、2008年から16回目。IIWC99年の設立時にNICEとの共催で初の国際ワークキャンプを立ち上げたため、絆も深い。長期や週末の活動も活発に行う。Tegal RejoSemarang市内の売春婦が暮らす地域。日々特別な環境で育つ子ども達の心のケアを行い、視野を広げてもらうため、ワークキャンプでは、学童保育を充実させ、日本の遊びを紹介や工作教室など様々な活動を展開してきた。
また、安全で安心な場所作りのため、2011年夏からは子ども達の居場所となる児童館を運営し、活動の拠点としています!子どもたちに広い視野を持ってもらうための様々な企画を一緒に考え、作り上げてくれるボランティア大歓迎!  
仕事
放課後や休日に、売春街に住む子ども達を対象とした、踊り、お絵かき、工作、遠足などの企画。子ども達の居場所となるキャンプサイト(一軒家)のデコレーション。売春街の子ども達も通う小学校へも訪問し、国際理解教育や衛生教育も行う。日本語教室や、村や子ども達に関するディスカッションも予定。
場所
ジャワ島中部の州都(人口200万人超)、Semarang市の中心から車で約1時間。以前は農業が中心の村だったが、大きな道ができた事により、車の修理工場、売春宿が徐々に増え、売春地域となった。
宿泊
児童館として使っている、2階建の簡素な家屋に宿泊。自炊。寝袋必要。

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